この記事では、「やよいひめ」と「とちおとめ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「やよいひめ」とは?
「やよいひめ(弥生姫)」とは、群馬県産の「イチゴ」で、2005年に品種登録された栽培品種のことを表しています。
「やよいひめ」は「とねほっぺ」と「とちおとめ」の交配種に、さらに「とねほっぺ」を交配した品種です。
「やよいひめ」は休眠が短い促成栽培に向いている品種です。
「やよいひめ」の花はやや大きく、花弁は白色です。
また、果実は硬くて大きく、香りは少ないです。
そして、果皮色は明赤、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤です。
さらに、果実には光沢があり、空洞は小さいのが特徴です。
「とちおとめ」とは?
「とちおとめ」とは、栃木県で1996年に品種登録された「イチゴ」の品種の一つです。
「とちおとめ」は「赤い宝石」とも呼ばれています。
「とちおとめ」の果実は鮮やかな濃赤色で、円錐形で大きいです。
また、果肉は密で、甘味が強く、酸味は弱い上、ジューシーです。
「とちおとめ」は2月〜4月が旬です。
「やよいひめ」と「とちおとめ」の違い
「やよいひめ」と「とちおとめ」の違いを、分かりやすく解説します。
「やよいひめ」は「とちおとめ」の流れを汲んでいます。
また、「やよいひめ」は「とちおとめ」よりも甘みが強く、酸味が少ないです。
「やよいひめ」と「とちおとめ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「イチゴ(苺)」はバラ科の多年草の植物で、果実が食用になっています。
流通している「イチゴ」のほとんどが「オランダイチゴ」属系です。
「オランダイチゴ」は白色の花が咲き、赤色や白色の果実がなります。
葉は根出や互生の複葉で、縁は鋸歯です。
英語では、「strawberry」、「garden strawberry」、「pineapple strawberry」などと表記されます。
「やよいひめ」と「とちおとめ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。