この記事では、「メレンゲクッキー」と「マカロン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「メレンゲクッキー」とは?
メレンゲを乾燥焼きにした食べもののことです。
メレンゲとは、卵白を泡立てたものをいいます。
卵白にグラニュー糖を加えて泡立て、これを一口大ほどで天板に並べ、100℃ほどのオーブンで約20分乾燥させたものが「メレンゲクッキー」です。
一般的なクッキーは、材料に小麦粉や全卵などを使用し、160〜180℃くらいのオーブンで15〜20分ほど焼いて作ります。
「メレンゲクッキー」の場合は、小麦粉は使わず、卵は卵白のみを使用します。
また、焼くというよりも乾燥させます。
サクサクとした食感が特徴です。
卵白とグラニュー糖のみで作ったものは色が白いです。
ストロベリーパウダーなどを加えると、味を変えることができ、色も楽しめます。
「マカロン」とは?
アーモンドプードル、砂糖、卵白で作った焼き菓子の一種です。
日本では2枚の生地でクリームやジャムを挟んだものが一般的に出回っています。
これは「マカロン・パリジャン」ともいいます。
大きさは一口大ほど、生地の表面はつるんとしています。
生地にココアパウダーを加えたり、生地で挟むクリームやジャムを変えることで、さまざまなバリエーションを楽しめます。
フランスでは、日本で一般的に出回っている「マカロン」とは異なる形の「マカロン」も数多くあります。
「メレンゲクッキー」と「マカロン」の違い
「メレンゲクッキー」と「マカロン」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもメレンゲを使っている点が同じです。
前者は基本的には卵白とグラニュー糖のみで作ります。
バリエーションとして、ストロベリーパウダーなどを加えたものもあります。
メレンゲは乾燥させます。
後者は卵白とグラニュー糖だけでなく、アーモンドプードルも使用します。
生地はオーブンで焼きます。
まとめ
メレンゲを使用している点が似ていますが、アーモンドプードルを使うのか使わないのか、焼くのか乾燥させるのかという点に違いがあります。