「着く」と「付く」の違いとは?分かりやすく解釈

「着く」と「付く」の違いとは?違い

この記事では、「着く」【つく】と「付く」【つく】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「着く」とは?意味

人が目的場所に到着することを「着く」【つく】といいます。

例えば、隣町の駅に歩いて着いたことを家族に伝えて、早く車で迎えに来るよう促したり、デートの待ち合わせしている恋人を安心させるわけです。

他の使い方としては、「服を身に着ける」と自分が着たことを表すときに使われています。


「付く」とは?意味

物や人にくっつくことを「付く」【つく】といいます。

服に虫や髪の毛が付いている状態を伝えられる言葉です。

他の使い方は、服に付着したシミを歯ブラシで叩いて浮かすというように、頑固な汚れが付いたときの対処法を教えられます。

また、仕事でミスしたときは、今後失敗しないように気を付けて取りかかる気持ちを上司に話す場面でも「付く」は使えるのです。


「着く」と「付く」の違い

「着く」「付く」の違いを、分かりやすく解説します。

目的地へ無事たどり着いたときや、電車が駅に到着したことを伝えられるのが「着く」です。

また、気温が高くて暑いときは身に着けていた服を脱ぎ、自分で脱いだり身に着けるものは「着く」を使います。

もう一方の「付く」は、大事な服に醤油やソースのシミが染み込んで困るとき使われていて、汚れがなかなか取れない状態のとき使うわけです。

また、付属品や付録など主役となるものを惹き立てるように付くものという意味合いでも使われています。

「着く」の例文

・『デートの約束している彼氏が16時には駅前に着くと電話してきた』
・『酒に酔って道に迷ったが、ようやく帰路に着いた』

「付く」の例文

・『庭で野菜作りをしていたら、軍手に黒い毛虫が付いて驚いた』
・『本を買ったら高価な付録が付いていて気持ちが高ぶった』

まとめ

同じ読み方をする言葉ですが、使う状況や意味に違いがありますので、自分なりに使い方を習い、うまく使い分けてみるといいでしょう。

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