「二番」と「次点」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「二番」と「次点」の違いとは?違い

「二番」「次点」は同じような意味で使われていますがどのような違いがあるのでしょうか、この記事では、「二番」「次点」の違いを分かりやすく説明していきます。

「二番」とは?

「二番」とは、「順に並べた時の二つ目」のことです。

物事を一番から順に並べた時に最初に当たる一番目の次に来るものを指します。

行列の並び順や呼ばれる順など前後や後先の関係性で他の順と比べて特に優劣がつかない関係性のほか、成績順や等級順など明確に優劣が分かれる順に対しても用いる表現です。

優劣における関係性の場合は一番の次に良いものを指します。


「次点」とは?

「次点」とは、「優秀なものの次に当たるもの」を指す言葉です。

一般的には一番良いものに次ぐものを指し最優秀者の次に優秀な者や最高得点の次に高い得点などを指します。

得点や成績など客観的な事実を基準にしますが「惜しくも選ばれなかった」という残念なニュアンスが含まれている言い方です。


「二番」と「次点」の違い

「二番」「次点」の違いを、分かりやすく解説します。

「二番」「次点」の違いは「優劣」です。

「二番」は一着の次の二着など明確に優劣がある関係性だけでなく入場順のような順に優劣がない関係性でも用いられます。

「次点」は一番優秀なもの、あるいは合格点や基準点に達したものなど特定の条件を満たしたものの次を指し上にいるものよりも劣っているニュアンスを含む表現です。

一番の次が「二番」で、優秀なものに及ばなかった次が「次点」という違いで区別されます。

「二番」は必ず前から数えて2つ目ですが「次点」は多数の合格者が存在するなど前がたくさんで2つ目ではない場合もあります。

「二番」の例文

・『二番でゴールする』
・『先頭に続き二番で入場する』

「次点」の例文

・『惜しくも次点で不合格だった』
・『次点から繰り上がりで合格になった』

まとめ

「二番」「次点」はとてもよく似た言葉ですが意味合いは微妙に異なります。

置き換えると意味が通らないこともあるので正しく使い分けましょう。

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