「薄志弱行」と「人見知り」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「薄志弱行」と「人見知り」の違いとは?違い

この記事では、「薄志弱行」「人見知り」の違いを分かりやすく説明していきます。

「薄志弱行」とは?

「薄志弱行」とは、意志が弱く決断力に欠けることを意味します。

「薄志弱行」「薄志」とは弱い意志を意味し「弱光」は実行力が弱いことを意味します。

何かを成そうとする気持ちが弱く決断力、実行力が乏しいこと。

そのようなことを「薄志弱行」と言います。

類語には、明確な意思を持たず決断力や最後までやり抜くといった忍耐力に欠けることを意味する「意志薄弱」

いつまでもはっきりとせず決断力に欠けることを意味する「優柔不断」などがあります。


「人見知り」とは?

「人見知り」とは、子どもなどが知らない人を見て恥ずかしがったり嫌がったりすることです。

「人見知り」は子どもだけでなく大人に対しても使用されます。

大人でも知らない人に対し警戒心を持つ人も少なくありません。

見知らぬ人に対し身構えてしまう、一歩引いてしまう、そのような行為を持つ人を「人見知り」と言います。

類語には、「消極的」「及び腰」「控え目」「遠慮がち」などがあります。


「薄志弱行」と「人見知り」の違い

「薄志弱行」「人見知り」の違いを、分かりやすく解説します。

「薄志弱行」は意志が弱く決断力に欠けること。

「人見知り」は子どもなどが知らない人を見て恥ずかしがったり嫌がったりすること。

このように全く異なった意味を持つ言葉です。

そのため、「薄志弱行」の人が必ずしも「人見知り」とは限らず、反対に「人見知り」の人が必ずしも「薄志弱行」とは限りません。

「薄志弱行」の例文

・『薄志弱行の彼はリーダーにはむかない』
・『意志薄弱な私の場合、会議で自分の意見を言うことなどできない』

「人見知り」の例文

・『彼女の人見知りは大人になっても変わらなかった』
・『極度の人見知りのため、初対面の人と目を合わすことができない』

まとめ

どちらも人の性格を意味する言葉ですが、「薄志弱行」「人見知り」には以上のような違いがあります。

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