この記事では、「寒気」と「寒い」の違いを分かりやすく説明していきます。
「寒気」とは?
「寒気」は読み方により意味が違ってきます。
「かんき」と読む場合、「季節性の冷たい空気」という意味です。
「さむけ」と読む場合、「病気による発熱、恐怖感・嫌悪感などのために、ぞくぞくと不快な感じがすること」という意味です。
「寒気」の言葉の使い方
「寒気」は「かんき」と読む場合、「寒気が入る」などと使われます。
「さむけ」と読む場合「寒気がする」「寒気を覚える」などと使われます。
どちらも共通するのは「身体に感じる気配が冷たいこと」という意味です。
「寒い」とは?
「寒い」は「さむい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「温度が低く不快に感じること」という意味です。
2つ目は「恐ろしくて震えがくること」という意味です。
3つ目は「むなしくて寂しい気持ちになること」という意味です。
4つ目は「内容が貧しくみすぼらしい様子」という意味です。
5つ目は「全く面白くない」という意味です。
5つ目は「お金がない状態」という意味です。
「寒い」の言葉の使い方
「寒い」は形容詞として使われたり、副詞として「寒くなる」などと使われたり、名詞として「寒さ」などと使われます。
基本的に、「温度が低くて不快に感じること」から転じて「精神的に満ち足りない状態になることのたとえ」に使われる言葉です。
「寒気」と「寒い」の違い
「寒気」は「身体に感じる気配が冷たいこと」です。
「寒い」は「温度が低くて不快に感じること」「精神的に満ち足りない状態になることのたとえ」です。
「寒気」の例文
「寒気」の例文は以下の通りです。
・『冬の寒気(かんき)団が到来する』
・『風邪を引いて寒気がする』
・『虫が大量に発生しているのを見て寒気が走る』
「寒い」の例文
「寒い」の例文は以下の通りです。
・『寒いのでセーターを着る』
・『上司が寒いギャグを言う』
・『今日は懐が寒いので家に帰る』
まとめ
今回は「寒気」と「寒い」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。