この記事では、「コラボ」と「デュエット」の違いを分かりやすく説明していきます。
「コラボ」とは?
「コラボ」とは、「合作」または「協同」などという意味をもっている英単語「collaboration」を由来とする言葉です。
外来語として使われる場合は、「協同制作」または「共演」などという意味合いで用いられており、音楽や芸術作品などのコラボレーション作品や、本来であれば別々の会社同士が協力して一つの商品を一緒に作り出す、などという意味合いで使用されています。
「デュエット」とは?
「デュエット」とは、「二重奏」または「二重唱」などを示す英単語「duet」から派生した言葉です。
日本語で使われる場合は主に音楽などで別々の2人の歌い手が一緒に同じ歌を歌うなどという意味合いで使われており、意味が転じて「2人で一緒に行う取り組み」などというニュアンスでも用いられている文言です。
また、3人組は「トリオ」、4人組は「カルテット」という語句で表現することができます。
「コラボ」と「デュエット」の違い
「コラボ」と「デュエット」は、どちらの語句も複数人で同じことを行うなどという意味合いで使われている文言です。
「コラボ」は2人以上の複数人の集まりを指していますが、「デュエット」は基本的に「2人組」を指して使われている異なった意味をもつ表現で、また「コラボ」は多くの取り組みなどを対象に使うことができる文言ですが、「デュエット」は主に歌を歌う2人を指して使われている言い回しになります。
「コラボ」の例文
・『お菓子で有名な企業同士が手を組んで素敵なコラボ商品を生み出しました』
・『大物アーティスト2名による夢のコラボが実現しました』
「デュエット」の例文
・『カラオケでのデュエットはとても苦手です』
・『デュエットと似たような言葉にはデュオという語句があります』
まとめ
「コラボ」と「デュエット」は、どちらの言葉も複数人でひとつのことを行うなどという意味で使われています。
使用する際にはそれぞれがもつニュアンスの違いに気をつけながら、場面や状況などに応じて上手に使い分けるようにしましょう。