「八分袖」と「九分袖」の違いとは?分かりやすく解釈

「八分袖」と「九分袖」の違いとは?違い

この記事では、「八分袖」「九分袖」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「八分袖」とは?

肩から手首までの長さが8/10丈となる長袖を「八分袖」【はちぶそで】といいます。

肘から手首の真ん中よりも少し下あたりの長さであるため、長袖よりも涼しく、それでいて寒さを少し緩和できる長さです。

手首が隠れてしまうほど長すぎる袖に抵抗がある人や、冷え性のため夏でも腕を大きく出したくないと思うとき最適な服になります。

また、シャツの袖を2回ほど捲り上げても下に着ている「八分袖」の下着であれば服よりも短いので、袖から飛び出てしまう心配もありません。


「九分袖」とは?

服を着たとき、手首から肩までの袖の長さが9/10丈になる長袖を「九分袖」【くぶそで】といいます。

手首の関節よりも少し上あたりの袖の長さであるため、服の袖を1回ほど捲ったようになり、洗い物や料理、手作業するとき邪魔になりません。

また、「九分袖」の下着であればシャツやブラウスを着たとき袖部分が出ることもないため、仕事や食事しているときも袖を気にしなくていいのが利点です。

それでいて腕をほどよく寒さから守れますので、気温が低くなる秋や冬といった季節にヒートテックやアンゴラといった素材の下着を服の下に着たいとき最適な長さになります。


「八分袖」と「九分袖」の違い

「八分袖」「九分袖」の違いを、分かりやすく解説します。

腕のちょうど真ん中あたりまでの長さになる「八分袖」は、「九分袖」の服を着ても袖部分が見えにくいのが魅力です。

また、肘下まで袖があると落ち着き感が出せるため、30代以上の女性が着ても似合いますし、お洒落なパンツにパンプス、ハンドバッグを合わせればお出かけにも最適です。

もう一方の「九分袖」の長さは手首よりも少し上ほどで、長い袖を捲って作業する機会が多いときに合わせやすい服になります。

「八分袖」よりも袖が長く、落ち着き感が出せる「九分袖」の服は袖から寒い外気が入りにくく、袖を捲らなくても作業の邪魔になりにくいのも魅力です。

まとめ

袖の長さについて2つ取り上げましたが、上に着る服によって合わせてみたり、素材やデザインによっては1枚だけでもお洒落に着こなしてみるのも楽しい袖になるでしょう。

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