「活路」と「血路」の違いとは?分かりやすく解釈

「活路」と「血路」の違いとは?違い

ピンチや困難から抜け出す道を示す言葉には「活路」「血路」があります。

この記事では、「活路」「血路」の違いを分かりやすく説明していきます。

「活路」とは?

「活路」とは追い詰められたりピンチな状況から逃れる道や、命が助かる道を示す時にも使う言葉です。

「活路」は抽象的な道や概念を示す時や、具体的な方法や手段を表す時にも使うことが可能です。

「活路」はよく「活路を見出す」という表現として使われることが多く、窮地に陥った場合や困難な状態から希望を見出す時に使います。


「血路」とは?

「血路」とはピンチや困難に対して抜け出す方法を示す時に使う言葉です。

「血路」は戦場で傷つき血を滴らせながら逃げる様を示す意味があり、比喩として様々場面で使うことが可能です。

「血路」は命からがらに逃げることを示す以外にも、困難な状態を抜け出す方法を示す時に使うことが可能であり、こちらの場合はポジティブな意味として使われます。

「血路」は実際に血を流していなくても、そのような心情や覚悟を持って行動する時にも使うことが可能です。

「血路」の類義語としては「起死回生」があり、こちらは死に掛けの状態や絶望的な場面から立ち直ることを示す言葉として有名です。


「活路」と「血路」の違い

「活路」は困難やピンチから逃れる道や命が助かる道を示す時に使う言葉です。

「血路」は血を滴らせながら逃げる様を示す言葉であり、比喩としては困難な状態から抜け出す方法を示す時に使います。

「活路」の例文

・『外科手術に活路を見出すことにしました』
・『彼の演説により希望への活路が開かれた』

「血路」の例文

・『その将軍が血路を開いたことにより、軍は後退しました』
・『血路を開く結果になり、軍師は深く後悔した』

まとめ

「活路」「血路」は困難やピンチから逃れる道や、これらから抜け出す方法を示す時に使う言葉です。

「血路」は戦争などで血を滴らせながら逃げる時や抜け出す方法を示す時に使う言葉であり、比喩として使うことも可能です。

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