この記事では、「上空」と「地上」の違いを分かりやすく説明していきます。
「上空」とは?
空の上、ある地点の上の空という意味です。
「上」はある基準よりも高いところを意味し、「空」は頭上に広がる空間を意味します。
たとえば、今自分は東京にいるとします。
その地点の屋外で上を見ると、空間が広がっているはずです。
その部分を「東京上空」といいます。
空の様子は、雲の有無、太陽の位置などによって異なります。
そのため、同じ時間であっても、地点が違えば「上空」の様子は変わります。
また、同じ場所でも時間が違えば「上空」の様子は異なります。
晴れている日の日中なら、青い空が広がっていることでしょう。
曇りの日なら、どんよりとした様子です。
いろいろな様子を見せてくれます。
「地上」とは?
この言葉には2つの意味があります。
ひとつは地面の上です。
地球の表面のことを指します。
地面の上の空間のことではなく、土地の表面のことです。
「上」には、表面という意味があります。
この意味では「地上10階建てのビル」のような使い方をします。
もう一つの意味はこの世です。
今生きているこの世界のことを指します。
人は肉体だけの存在ではなく、魂の存在だといわれています。
肉体を持って生きている場所が、この世と呼ばれるところです。
肉体があるからこそ、地面の上で生活をすることができます。
「上空」と「地上」の違い
「上空」と「地上」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらの言葉にも「上」という漢字が使用されていますが、意味は異なります。
「上空」は、空の上、ある地点の上にある空のことです。
「地上」は土地の上のことです。
「空」「地」とそれぞれ使用している漢字が違い、どこの上なのかという意味も違います。
まとめ
どちらの言葉もあるところの上という意味を持っているのですが、それぞれ何の上なのかが異なります。
一方は空の上、ある地点の上の空を意味し、もう一方は土地の上、土地の表面を意味しています。