「独特」と「独得」の違いとは?分かりやすく解釈

「独特」と「独得」の違いとは?違い

美味しいものを食べた時に感じるのは、やはり「独特」であるということでしょう。

それでは、この「独特」とはどういう意味でしょうか。

また、「独得」とは、どう違うのでしょうか。

この記事では、「独特」「独得」の違いを分かりやすく説明していきます。

「独特」とは?

「独特」とは、一般的には「人には無い特別なこと」を表す言葉で、日常的によく使われます。

「独」という文字が、「ひとり」という意味で、「特」「特殊」「特別」という意味なので、両方で「ひとりだけが持つ特別なもの」となります。

英語では、「unique」が最も近いですが、「special」でも間違いではないでしょう。


「独得」とは?

「独得」とは、「自分だけが持っている状態や性質など」のことを表す言葉です。

「独」「ひとり」「得」「会得」なので、両方で「ひとりだけが会得したもの」という意味になります。


「独特」と「独得」の違い

「独特」「独得」の違いを、分かりやすく解説します。

この2つの言葉は、共に他には無い物、英語では「ユニーク」であることを意味するものであり、多くの場合は全く同じ場面でも区別なく使用されるものです。

辞書によっては、字が違うだけで同じ意味であるということが明示されているものもあります。

しかし、違いがあるとすればそれは「特」「得」の違いであり、「特別」「獲得」の違いです。

すなわち、「他には無い」特性というニュアンスが強いのが「特別」であり、「その人やものだけが獲得した」特性というニュアンスが強いのが「独得」です。

一般的には「独特」の方が使われる頻度は高いでしょう。

まとめ

この記事では、「独特」「独得」の違いを、解説してきました。

しかし、多くの場合においては事実上同じであることは否定できません。

実は「特」「得」に関しては混同して使われていることは日常的であり、それは「特得」という言葉が存在していて、それもこの2つの言葉とほぼ同じ意味で使われることからも分かります。

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