この記事では、「トルタカプレーゼ」と「ガトーショコラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「トルタカプレーゼ」とは?
アーモンドとチョコレートを使用した、南イタリアのカプリ島の伝統的な菓子です。
カプリ島発祥なので、このような名前で呼ばれています。
小麦粉を使わない特徴があります。
ナッツには、アーモンドの他にクルミを使用することもあります。
また、チョコレート風味にするために、ココアではなくチョコレートを使用します。
起源ははっきりしていませんが、1920年代にパン焼き職人が作ったという説があります。
あるパン焼き職人が、客からアーモンドケーキの注文を受けました。
彼は穀粉を入れるのを忘れてしまったのですが、客は喜び、このようなケーキが誕生したとされています。
「ガトーショコラ」とは?
焼いて作ったチョコレート菓子のことです。
「ガトー」にはフランス語でケーキ、焼き菓子の意味があります。
そのため、「ガトーショコラ」は本来はチョコレートを使用している焼き菓子全般を指すのですが、日本ではチョコレートを生地に混ぜ込んで焼いたケーキを指しています。
ココアではなく、チョコレートを使用します。
ケーキ生地には小麦粉を使用します。
全卵を泡立てる、または卵白でメレンゲを作り加えるので、しっとりふんわりとした仕上がりになります。
アレンジでナッツを加えることもありますが、一般的には加えません。
「トルタカプレーゼ」と「ガトーショコラ」の違い
「トルタカプレーゼ」と「ガトーショコラ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらもチョコレートを使用したケーキですが別のものです。
大きな違いは、小麦粉を使用しているか、していないかです。
前者は小麦粉を使用しておらず、後者は小麦粉を使用しています。
また、ナッツの使用にも違いがあります。
前者はアーモンドを使用しており、後者はナッツを加えないことが一般的です。
まとめ
小麦粉を使っているかという点が大きな違いです。