この記事では、「ドレスシューズ」と「ローファー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドレスシューズ」とは?
ドレスシューズとは、礼装や略礼装として履くことができるシューズのことをいいます。
紳士用のビジネスシューズや婦人用のパンプスなどが当てはまります。
スニーカーなどのスポーツシューズやカジュアルシューズ等は含まれません。
ドレスシューズは元々、男性がパーティーに参加したりオペラを鑑賞したりする時に身に着けるシューズでした。
紐で締め上げるタイプの革靴を指すことが多かったです。
婦人向けのパンプスもドレスシューズに含まれますが、カジュアルなデザインや素材のパンプスはドレスシューズとは区別されます。
「ローファー」とは?
ローファーは革靴の一種で、紐を結ぶ必要のないスリッポンタイプのシューズのことをいいます。
紐がないので簡単に履いたり脱いだりすることができます。
ローファーはイギリスで、上流階級のルームシューズとして誕生しました。
その後、アメリカで男性用の靴として進化し、ビジネススーツにローファーを組み合わせるスタイルが人気となります。
日本では学生服にローファーを合わせることが多いです。
「ドレスシューズ」と「ローファー」の違い
ドレスシューズは、フォーマルな場に履ける礼装用・略礼装用のシューズです。
ローファーは元々ルームシューズとして開発されたカジュアルなシューズなので、ドレスシューズとは異なります。
ただし、アメリカではローファーをスーツに合わせることもあります。
近年はフォーマルウェアもカジュアル化が進んでいるので、日本でもローファーをスーツに合わせて履いている人もいます。
そのためローファーをドレスシューズと捉えている人もいます。
まとめ
ドレスシューズは礼装用・略礼装用として身に着けられるフォーマルシューズです。
ローファーはカジュアルシューズに分類されるので、ドレスシューズには該当しません。