この記事では、「独語」と「独言」の違いを分かりやすく説明していきます。
「独語」とは?
「独語(どくご)」とは、ひとりごとや、それを言うことを意味しています。
他には、ドイツ語のことを指しています。
「独語」の「独」は「ひとり」、「ひとりで」、「独逸(ドイツ)の略」などの意味があります。
また、「語」は「かたる」、「かたらう」、「ことば」などを表しています。
「独言」とは?
「独言(どくげん)」とは、ひとりごとのことを言います。
「独言」の「独」は、前述のとおりの意味になります。
さらに「言」は、「いう」、「口に出す」、「ことば」などを指しています。
「独語」と「独言」の違い
「独語」と「独言」の違いを、分かりやすく解説します。
「独語」とは、ひとりごとや、それを言うことと、ドイツ語の意味があります。
一方、「独言」はひとりごとのことを言います。
「独語」と「独言」はどちらもひとりごとを言うことを意味している点が共通しています。
しかし、「独語」にはドイツ語の意味もあるので、この点に違いがあります。
「独語」の例文
・『独語はドイツ語の意味として用いられることが多い』
・『私は大学で独語を学びました』
・『彼は最近、独語が多いようです』
・『独語版の書物を翻訳する』
「独言」の例文
・『一人暮らしをしていると、独言が多くなるようだ』
・『歩きながら独言を言っている人を見かける時がある』
・『彼は空を見上げながら、独言をつぶやいた』
・『彼女の言った独言が気になります』
まとめ
「独語」は漢字の意味で見てみると、「一人で語る」、「ドイツのことば」のような意味合いになります。
また、「独言」は漢字の意味でみると、「一人で言う」、「一人で口に出す」と言うような意味合いになります。
「独語」や「独言」と関連した意味を持つ言葉としては、「独り言」、「独話(どくわ)」、「一人言」、あるいは「つぶやき」などが挙げられます。
それぞれの言葉の意味や違いを知り、適切に使っていきたいものです。
