「水性」と「水溶性」の違いとは?分かりやすく解釈

「水性」と「水溶性」の違いとは?専門用語・業界用語

この記事では、「水性」「水溶性」の違いを分かりやすく説明していきます。

「水性(すいせい)」とは?

「水性」には以下の意味が含まれています。

「水の性質」
「水に溶けやすい性質のことやその性質を備えていること」
「水性」の類義語には同じく「水の性質」という意味を指す「水質(すいしつ)」

そして、同じく「水に溶けやすい性質のことやその性質を備えていること」という意味を指す「水溶性(すいようせい)」があります。

「水性」を英語に訳すと“aqueous”になります。


「水性」の使い方

「水性」は名詞として使われています。


「水溶性(すいようせい)」とは?

「水溶性」とは、「ある物質が備えている水に溶ける性質」を意味する言葉です。

「水溶性」の類義語には先述した「水性」があります。

「水溶性」を英語に訳すと“water solubility”になります。

「水溶性」の使い方

「水溶性」は名詞として使われています。

「水性」と「水溶性」の違い

「水性」「水溶性」はいずれも「水に溶けやすい性質のことやその性質を備えていること」という意味を含める言葉になります。

「水性」の例文

・『ペンを購入する前に水性なのか、油性なのかを確認しなければならない』
・『調査の結果、そのガスは水性であることが解明された』
・『水性塗料の取扱いについて、事前に調べておく』

「水溶性」の例文

・『ビタミンは水溶性であるため、水に溶け出しやすいという性質がある』
・『この絵画は油性と水溶性、両方の塗料を利用して描かれている』
・『物質の持つ水溶性を利用、応用させた商品が開発された』

まとめ

「水性」「水の性質」「水に溶けやすい性質のことやその性質を備えていること」という意味を表す言葉です。

そして、「水溶性」とは、「ある物質が備えている水に溶ける性質」を意味する言葉です。

近しい意味を含めていることから、2語は類義語の関係に当たると言えます。