「ゲリラ豪雨」と「局地的大雨」の違いとは?分かりやすく解釈

「ゲリラ豪雨」と「局地的大雨」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「ゲリラ豪雨」【げりらごうう】と「局地的大雨」【きょくてきちおおあめ】の違いを分かりやすく説明していきます。

「ゲリラ豪雨」とは?

突発的に大雨が降ることを「ゲリラ豪雨」【げりらごうう】と呼びます。

いつ起きるか分からない異常気象であり、今まで太陽も出ていて天気が良かったというのに、いきなり大きな雨雲が現れたかと思うと大粒の雨が激しく降ることです。

大雨とともにぴかぴかっとすごい大きな音が鳴り響き、雷が落ちてきます。

それから狭い範囲に強い雨がとめどなく地面に叩きつけるため道路が冠水したり、排水路が溢れかえる、河川の氾濫など危険な水害が起こりやすくなります。

急な増水により高い土地から低い方の街へ水が流れていけば建物の一階が浸水し、多大なる被害をもたらし、車が走行できなかったり、低い高架下では車が立ち往生している間にどんどん水に浸り、ドアが開かなくなることで車内に閉じ込められる人もいるなど、急に水かさが増します。

この「ゲリラ豪雨」が起きる原因としては、強い日差しが地面に当たることで熱せられ、空気が暖まって温度が高くなることで大気が不安定になり、豪雨が起る原因になるわけです。


「局地的大雨」とは?

狭い範囲で数十分の間に数mmの雨が降ることを「局地的大雨」【きょくちてきおおあめ】と言い、驚くほどよこなぶりの雨が激しく降ります。

上空に積乱雲が現れて大きく発達していくことで大雨が降り、強い雨で短時間に河川の水位が上がることで洪水を引き起こしたり、土砂崩れが起きやすくなりますので、山の近くに住む人は民家が流される多大な被害を受けます。

この大雨の特徴としては、隣の街はまったく雨が降っていないのに、その横では激しく雨が降るところです。

大雨になる原因の積乱雲は気温が高くなる夏場であることが分かっていますが、ひとたび発生すればまた違う雲を発生させるところが問題であり、どんどん大雨を降らせていき、さらに雨の量が増えていくわけです。

積乱雲が発生する原因としては、地面が暖かくなるとその空気が上昇していき、冷たい空気と混ざり合い、水蒸気が凝固して水滴になりますが、これが大きくなると雨粒となって地面に勢いよく落ちるのが「局地的大雨」となります。


「ゲリラ豪雨」と「局地的大雨」の違い

「ゲリラ豪雨」「局地的大雨」の違いを、分かりやすく解説します。

いきなり大雨となることを「ゲリラ豪雨」と言い、天気予報士でも予測が難しく、巨大積乱雲が頭上で発生して雨を突発的に降らせます。

その雨の量は驚くほど多く、目の前が雨で見えなくなるほどの量になり、傘をさしていられないほど雨が短時間に勢いよく狭い範囲に降り続けます。

通常では1年中を通して温暖なアジア圏で起きやすかった豪雨でしたが、2000年代になってから日本でも頻発に起きやすくなっています。

一方の「局地的大雨」は、数時間地域に多量の雨を降らせるので、土砂崩れや洪水が起きやすい雨をこのように呼びます。

局地的な場所をまるで狙ったかのように多量の雨が降る原因は単独の積乱雲が発生するからであり、数時間後には100mm以上の雨を降らせるのが「ゲリラ豪雨」とは違う点です。

まとめ

どちらも急に大雨を降らすことを意味する言葉になり、近年では温暖化の影響もあって、短時間の間にその場所にだけ多くの雨を降らせるようになりました。

このような雨は予測が難しいので自分なりに急な雨対策に備えて知識を身に付けておくといいでしょう。