「グレー」と「ダブグレー」の違いとは?分かりやすく解釈

「グレー」と「ダブグレー」の違い専門用語・業界用語

この記事では、「グレー」「ダブグレー」の違いを分かりやすく説明していきます。

「グレー」とは?

灰色、白と黒との中間の無彩色、RGB R:128G:128B:128あたりに位置する色のことで、白と黒との中間色全般のことを指すことがあり、黒に近いグレー、白に近いグレーもグレーと称されることがあります。

その性質から有罪(クロ)か無罪(シロ)かはっきりしないときを指す言葉でもあります。

プラモデル用塗料においても商品名として「グレー」という名前の塗料がないメーカーも存在していてニュートラルグレーやエアクラフトグレーなど名称がついたグレーが存在しています。

グレーは非常に種類が多く、アメリカ海軍標準塗装色だけでも複数種類があります。

また下地塗りのサーフェイサーもプラモデル用はグレーとなっています。

2018年以降から自動車でメタリックグレーまたはパールグレーが使われる傾向が見られるようになっており。

シルバーとガンメタリックの中間色的な色合いが多くなっています。

車の色に関しては黒に近いグレー、白に近いグレーの使用例はまずありません。

靴下や下着の比較的安価なものではグレーとつけられることもあります。


「ダブグレー」とは?

赤みがかかったハトの体の色のようなグレーのことでRGBではR:141 G:135 B:144あたりの色のことを指します。

バッグ、時計、撮影の背景用の紙などに使われている色で、アイライナーにも使用例が見られます。

家具などの使用例ではおしゃれさを引き出したものも多く見られます。

一方プラモデル用塗料においてダブグレーそのものの名称で販売されている色はありません。

ダブグレーはグレーの一種と言える色のため、大まかに言えばグレーと言われるケースもあります。


「グレー」と「ダブグレー」の違い

「グレー」「ダブグレー」の違いを、分かりやすく解説します。

グレーは赤みや緑がかかっていないR:128G:128B:128あたりの色、または白と黒の間の無彩色全般を指す色で、ダブグレーはRGBではR:141 G:135 B:144あたりのやや赤みがかかった色となっています。

ダブグレーはファッション、メイク、家具のジャンルで使われている色ですが、全体として見たグレーは色として範囲が広すぎるため特定の物に対して使われる色と言い難い部分があり、車ではメタリックやパールのかかったグレーが見られますがメーカーごとに名称や色合いが異なっています。

パソコンのOSやブラウザでもいくつかグレーが使われているケースがあります。

まとめ

グレーは灰色そのものまたは白と黒の間の無彩色全般を指し、ダブグレーはハトの体のような赤みがかかったグレーという意味になっています。

ファッションの世界やデザインを見せる世界でダブグレーは使われている傾向にありますが、2022年時点のトレンドと考えられる部分もあり、今後変化した別のグレーが使われる可能性はあります。