「人件費」と「賃金」の違いとは?分かりやすく解釈

「人件費」と「賃金」の違いとは?違い

この記事では、「人件費」【じんけんひ】と「賃金」【ちんぎん】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「人件費」とは?意味

これから職場で働いてもらう人を雇うため用意しなければならないお金を「人件費」【じんけんひ】といいます。

会社では、仕事する人を雇うためには雇用するためのお金が必要です。

人が労働するからこそ企業は成り立つわけなので、それに見合う仕事して成果をあげる労働者を集めるにはまとまったお金を確保することが必要になります。

たとえ利益が出なくても、働いてもらった分の対価として金銭を支払うことが法律で決められているのです。


「賃金」とは?意味

働く労働者に対して渡す報酬を「賃金」【ちんぎん】といいます。

毎月、決められた日に支払わられるこのお金は、働いた分だけ支払われるものです。

労働者は一ヶ月以上持続して働く場合、会社と契約してから長期に与えられた仕事をこなせば半年単位で賞与が支払われることもあります。

このように、1日ごとに労働した分をその都度支払うのではなく、まとまって「賃金」を払う形を指す言葉です。


「人件費」と「賃金」の違い

「人件費」「賃金」の違いを、分かりやすく解説します。

店や工場など働く人がいなければ商売が成り立たない場所では「人件費」を払って、従業員に必要な期間だけ働いてもらいます。

お金を渡さなければ企業側が従業員に訴えられて、商売もしていられなくなるのです。

もう一方の「賃金」は、労働者が働いた分だけ一ヶ月単位でまとめて渡すお金という意味があります。

「高賃金」は一般的な労働者よりも報酬が高いといった意味があり、「低賃金」といえば普通の水準よりも低い状況であると分かるのです。

「人件費」の例文

・『従業員に支払われる給料の約1. 5倍が人件費になる計算になる』
・『直接支払われる賃金の他に、福利厚生や厚生年金が含まれる』

「賃金」の例文

・『賃金は家族手当や歩合給、通勤手当など様々な手当てを含む』
・『働く者に支払う賃金の支給方法は月給制か年俸制かは問わない』

まとめ

どちらも労働者に支払われるお金を意味する言葉ですが、意味に多少の違いがありますので、自分なりに使い分けてみるといいでしょう。

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