同じプロレス団体でも「新日本プロレス」と「全日本プロレス」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「新日本プロレス」と「全日本プロレス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「新日本プロレス」とは?
「新日本プロレス」が設立されたのは1972年。
設立者はアントニオ猪木です。
アントニオ猪木以外に在籍していた選手は、初代タイガーマスクや藤波辰巳、獣神サンダー・ライガーなど。
非常に人気のある選手ばかりでした。
現在、「新日本プロレス」に在籍している選手は、オカダ・カズチカや真壁刀義、飯伏幸太など。
こちらの選手もバラエティー番組などでも活躍する有名選手です。
試合の放映権はテレビ朝日系列独占しており、毎年、1月4日には東京ドームで試合を開催。
「新日本プロレス」では、IWGP世界ヘビー級王座のベルトが管理されています。
「全日本プロレス」とは?
「全日本プロレス」が設立されたのは1972年。
設立者はジャイアント馬場です。
ジャイアント馬場以外に在籍していた選手は、ジャンボ鶴田やザ・デストロイヤー。
そのほか、二代目タイガーマスクなど。
1999年にジャイアント馬場が亡くなり、その後、色々とあったものの、現在では、人気選手の武藤敬司などが在籍しています。
テレビ放映権は日本テレビ系列が独占しています。
「新日本プロレス」と「全日本プロレス」の違い
「新日本プロレス」も「全日本プロレス」も設立された時期は同じ1972年。
ただし、設立者がアントニオ猪木とジャイアント馬場といった違いがあります。
また、プロレスの内容にも違いがあり、「新日本プロレス」はショー的なプロレスが主体。
例えば、電流爆破や異種格闘技などを行っていました。
一方、「全日本プロレス」は基本的なプロレスの試合を見せるといった形で試合を行っていました。
まとめ
同じ年に設立された「新日本プロレス」と「全日本プロレス」。
プロレス界を盛り上げた2つの団体であることに違いはなく、そのうえで、在籍する選手や試合のスタンスに違いがあった2つのプロレス団体になります。