女性が多い家は大きい方が良い?
この記事では、給湯器「20号」と「24号」の違いを分かりやすく説明していきます。
「20号」とは?
水温+25度のお湯を供給できる一定量を指します。
夏場の水道水は26度から28度、近年は猛暑の年も多くそれ以上の温度もあるかもしれません。
逆に冬場は10度以下がほとんどだと言えるでしょう。
給湯器の号数はその計算式で算出されたお湯を一分間に号数×リットルで供給可能だと示しています。
20号サイズの給湯器ならば夏は50度前後のお湯を一分間に20リットル供給可能。
冬場35度前後のお湯を20リットル供給可能な能力を持ちます。
「24号」とは?
前述した通り、水温+25度のお湯を一分間に24リットル供給可能な事を示したものです。
気をつけねばならないのはあくまでも給湯器1台に割り振られた能力であるということです。
バスルームでシャワーを浴びている最中に自動洗浄機や洗濯機が作動して、水の出が悪くなった経験は誰もがあると思われます。
これは複数箇所での作動により給湯能力が落ちたためだと言っていいでしょう。
給湯器「20号」と「24号」の違い
給湯器「20号」と「24号」の違いを、分かりやすく解説します。
計算式で求められた温度のお湯を一分間に供給できる量イコール号数になり、同条件のお湯を一分間に20リットル作れるか24リットル作れるかの違いになります。
ともに夫婦やカップル2人での生活であれば充分に事足りると言えるでしょう。
しかし子供や自身の父母と同居する様な場合ですと複数箇所で同時に給湯器を作動させるシーンが出てくるはずです。
その時に号数の大きいものほど充分な湯量を供給できます。
「20号」でおよそ2〜3人での生活、「24号」で3〜4人での生活が目安になると言えるでしょう。
またリンナイ、パロマ、ノーリツ、コロナの大手4社での20号と24号の給湯器の価格差はほとんどありません。
給湯器の能力以上に固有の機能、付与機能の数によって大きく値段が変動すると言っていいでしょう。
給湯器の耐用年数は10年が目安ですが、それ以上の期間使用する家庭もザラです。
そのためランニングコスト的にはそうは変わらないと言えます。
まとめ
給湯器の号数の数字は水道水の温度+25度のお湯を一分間に供給できるリットルを指します。
2〜3人での生活ならば「20号」3〜4人ならば「24号」が給湯器選択の目安だと言えるでしょう。
また家族内の男女比率によっても変わるのは言うまでもありません。
1サイズ程度でしたら、号数にはさほど価格差はなく、付与機能が多くなるほど価格差が大きくなると言っていいでしょう。