「広角レンズ」と「望遠レンズ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「広角レンズ」と「望遠レンズ」の違いとは?違い

この記事では、「広角レンズ」「望遠レンズ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「広角レンズ」とは?

「広角レンズ」とは標準レンズよりも焦点距離が短いレンズです。

広角という名前の通り広い角度の範囲が写ります。

パースが付きやすいので遠近法が強調され近いものは大きく遠いものはより小さく写るのも特徴です。

画面の大きさが同じでもその中に入り込む範囲が広いので、広角レンズで写真を撮ると画面における被写体の割合は小さくなってしまいますが、その分背景までしっかりと写すことができます。

被写体の姿を撮るというよりはその被写体と周りの環境や場面を撮るのに適したレンズです。


「望遠レンズ」とは?

「望遠レンズ」とは標準レンズより焦点距離が長いレンズです。

望遠という名前の通り遠くの被写体の姿を拡大して捉えられます。

写る範囲が狭いので被写体と同時に背景を撮影するのには向きませんが、被写体の画面占有率が高くなりますし被写体が拡大されて迫力が出るので、被写体を魅力的に撮りたくて背景は気にしないという場合には最適です。

パースが付きにくいので被写体の形も歪みにくいですし、ただ遠くのものを撮りたいという場合に使うだけでなく、被写体を強調したい時に使えるレンズと言えます。


「広角レンズ」と「望遠レンズ」の違い

「広角レンズ」「望遠レンズ」の違いを、分かりやすく解説します。

強いパースを付けて広い角度の範囲が写るレンズが「広角レンズ」で、遠い被写体を中心に狭い範囲を拡大して写すのが「望遠レンズ」です。

「広角レンズ」は被写体だけでなくその周囲の風景や場面も合わせて撮影でき、「望遠レンズ」は被写体を強調して撮影するのに向いています。

まとめ

「広角レンズ」「望遠レンズ」は焦点距離が違いそれによって写る範囲やパースの付きやすさが変わりますが、それによって同じ被写体を撮っても全く別物になります。

被写体だけでなく背景を含めた一場面を撮影したいなら「広角レンズ」、被写体を際立たせた写真が撮影したいなら「望遠レンズ」と使い分けるといいでしょう。

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