この記事では、“time”と“hour”の違いを分かりやすく説明していきます。
「time」とは?
“time”には、3つの意味があります。
1つめは時です。
過去から現在、未来に向かって流れているものを時といいます。
その意味から、“time”は時間のことも指しています。
今時計を見たとします。
時計の針は短針が3、長針が12を指していました。
このとき、今は3時ということができます。
こういった時間を意味する言葉です。
また、時は流れるものなので、その意味からテンポ、リズムという意味にもなります。
たとえばピアノ曲の場合、ペースが速いものもあれば、ゆっくりとしたものもあります。
このテンポ、リズムのことを指しています。
2つめの意味は区切られた時間のことです。
1つめの意味の時間は、過去から現在、未来といった動きのあるものを指していますが、2つめの意味の時間はここからここまでと切れ目のある時間のことを指しています。
たとえば、昼食の時間、病院に行くための時間、仕事をしている時間などです。
これは、流れを意識しているよりも、何かをする区切られている時間を意識しています。
3つめの意味は、時の一点です。
店が開く時間は、ある一点の時間です。
8時開店の店なら、開店の時間は8時だけです。
流れのある時や、ここからここまでという区切りのある時を指しているのではなく、ある一つの場所を指しています。
「time」の使い方
複数の意味がありますが、どれも時間という意味が含まれており、時間について使う言葉です。
流れのある時間、区切りのある時間、ある一点の時間のことを指して使用します。
「hour」とは?
時間という意味のある言葉です。
1時間、3時間などの時間、まとまりのある時間のことを指しています。
会社勤めをしている人は、会社に行って仕事をして、仕事が終わったら帰宅をしているはずです。
会社に行って仕事をしている間のことを勤務時間といいます。
これは、まとまるのある時間ということができます。
店は客が利用できる時間が決まっています。
たとえば、朝8時から夜10時までなどです。
この時間のことは営業時間といいます。
これも営業をしているというまとまった時間ということができます。
また、早寝早起き、深夜などの時間・時刻の意味もあります。
「hour」の使い方
時間のことを指して使用します。
時間の流れを意識して使うよりも、まとまりのある時間や時点のことを指して使用することが多いです。
「time」と「hour」の違い
“time”は流れを意識した時間です。
時計の針が動いている時間は流れを意識しています。
区切りのある時間も、1日や1年などの流れの中のあるところからあるところまでと、流れを意識しています。
“hour”は~の時間、~な時間のことです。
営業時間、深夜など、何らかの状態を伴った時間を意味しています。
まとめ
時間を意味する2つの言葉ですが、厳密にいうと同じことを指しているのではありません。