「構内」と「敷地内」の違いとは?分かりやすく解釈

「構内」と「敷地内」の違いとは?違い

この記事では、「構内」「敷地内」の違いを分かりやすく説明していきます。

「構内(こうない)」とは?

「構内」とは、「屋敷や建物の中」を意味をする言葉です。

「構内」の対義語としては「建物などの囲いの外」「特定の施設が管轄する区域の外」という意味を表す「構外(こうがい)」があります。


「構内」の使い方

「構内」は名詞として使われています。


「敷地内(しきちない)」とは?

「敷地内」とは、「建物や道路、河川などに使う一定区域の土地」を意味する言葉です。

「敷地内」の類義語には「土地(とち)」「用地(ようち)」「地所(じしょ)」「料地(りょうち)」「宅地(たくち)」などがあります。

「敷地内」の使い方

「敷地内」は名詞として使われています。

「構内」と「敷地内」の違い

「構内」は主に「建物の中」という意味を表す言葉であるのに対し、「敷地内」「建物や道路などに使うための土地」という意味を表します。

「構内」の例文

・『駅の構内には、近々開催されるイベントの告知ポスターが貼り付けてあった』
・『デパート構内には色んな県のご当地名物のお店が設置されていた』
・『駐車場の構内で落とし物を拾ったので、交番へ届けに行く』
・『施設の構内の至るところに、防犯対策のための監視カメラが設置されている』

「敷地内」の例文

・『ここから先は会社の敷地内になるので、関係者以外は立ち入り禁止である』
・『広大な敷地内には森や川などの豊かな自然や動物たちがいる』
・『事件に関係があるとして、警察官たちによる敷地内での捜査が開始された』
・『敷地内での無断でのカメラ使用は禁止されているので注意してください』

まとめ

「構内」とは、「屋敷や建物の中」を意味をする言葉です。

「敷地内」とは、「建物や道路、河川などに使う一定区域の土地」を意味する言葉です。

「構内」は主に「建物の中」という意味を表す言葉であるのに対し、「敷地内」「建物や道路などに使うための土地」という意味を表します。

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