この記事では、「ガラムマサラ」と「ホットガラムマサラ」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「ガラムマサラ」とは?
インドでは日本の醤油のように毎日使うものが「ガラムマサラ」です。
クミンやナツメグ、ブラックペッパー、コリアンダなど多いものでは10種類の原料が味に深みを出します。
そこに辛味を出すチリーペッパーを入れて、料理に辛味をもたらすわけです。
これらの含まれている原材料の比率はメーカーによって異なります。
そんな「ガラムマサラ」を使う料理としては、焼きそばや唐揚げ、ラタトゥイユで、いつもの味を振りかける回数を変えるだけで自分好みの辛さにできるスパイスです。
「ホットガラムマサラ」とは?
入っている唐辛子の量がかなり多いため、数回振りかけるだけでもかなり辛味を足せるのが「ホットガラムマサラ」です。
かなり辛さがあるスパイスで、甘いカレーも印象強い辛さが楽しめる料理となります。
含まれているものはカスリメティやブラウンカルダモンで、辛味と芳醇な香りを一度に味わえるのも魅力です。
他にもクローブやシナモン、ローリエ、フェヌグリークリーフ、ブラックペッパーといった様々な国で栽培した原材料を含みます。
「ガラムマサラ」と「ホットガラムマサラ」の違い
「ガラムマサラ」と「ホットガラムマサラ」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも値段や含まれている原材料にあまり変わりはありませんが、ほどよく料理に辛味をもたせるために使われるのが「ガラムマサラ」であり、一振りすれば唐辛子の辛味を出せるスパイスです。
もう一方の「ホットガラムマサラ」は色が真っ赤で、色の濃い料理にかけても赤みが出ます。
かなり辛く、激辛カレーが食べたいという人に最適なスパイスになります。
見た目にも違いがあり、「ガラムマサラ」の方が色合いが弱く、料理にそれほど影響は少ないといったところが違う点です。
まとめ
どちらもほぼ同じ原料と辛さを出すスパイスを指すものですが、辛さの強さに違いがありますので、どのような味か体験して異なる点を見比べてみるといいでしょう。