「人差し指」と「食指」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「人差し指」と「食指」の違いとは?違い

この記事では、「人差し指」「食指」の違いを分かりやすく説明していきます。

「人差し指」とは?

人差し指とは、手の5本の指のうち外側から2番目の指のことをいいます。

親指と中指の間にある指です。

人を指し示す時に用いることから人差し指と呼ばれるようになりました。

また、足の指についても、足で人を指すことはありませんが人差し指と呼んだりします。

また、医学用語では人差し指のことを第二指といいます。


「食指」とは?

食指とは、漢語で人差し指のことをいいます。

食指と書いて「しょくし」と読みます。

食べ物を食べる際に、必ず使う指ということで食指と呼ばれるようになりました。

日本では食指のみで使うことは少なく、「食指が動く」という言葉で用いられます。

食指が動くとは、何かをしたいとか何かを手に入れたいといった欲望が起きることを例えたことわざです。

中国の鄭という国の子公が指が動いたのを見て、ごちそうにありつける前触れだと言ったというエピソードに由来します。


「人差し指」と「食指」の違い

食指は人差し指のことなので、意味に違いはありません。

ただし、食指は食指が動くということわざで用いられることが多く、人の指という意味で用いられることは少ないです。

「人差し指」の例文

・『バレーボールをしていて、人差し指を突き指してしまった』
・『彼女は人差し指にパールのリングをつけていた』
・『息子は人差し指で絵を書いていた』

「食指」の例文

・『彼は慎重な方だが、不動産投資を勧められ食指が動いたようだ』
・『彼女は魅力的だから、実際に会ったら君も食指が動くだろう』
・『昨日から体調が悪いせいかごちそうが並んでいてもちっとも食指が動かない』

まとめ

食指は人差し指のことなので、意味に違いはありません。

ただし、人の指を表す時は人差し指というのが一般的で、食指ということはまずありません。

食指は「食指が動く」ということわざで用いられます。

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