1980年代にケーキミックスに革命を起こしたのは日清製粉!?
この記事では、「ミックスホット」と「ケーキミックス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミックスホット」とは?
ミックスとは小麦粉以外の砂糖や重曹、乾燥油脂などを配合。
牛乳や水を混ぜただけで完成可能なミックス粉を指します。
広義ではお好み焼きの素もミックス粉に入ると言っていいでしょう。
ホットは言わずとしれたホットケーキを指し、「ホットケーキミックス」の別称、略語だと言っていいでしょう。
「ケーキミックス」とは?
広義ではホットケーキミクスもケーキミックスに当然入ります。
日本でホットケーキミックス以外の「ケーキミックス」が登場した代表例は1980年に日清製粉から発売された「クールン」だと言っていいでしょう。
まだこの当時は一般家庭にオーブンレンジの普及率は低かったため革新的な一品となりました。
牛乳とケーキミックスを混ぜてクッキーベースの型に流し込んで、冷蔵庫で冷やすだけけでレアチーズケーキが食べれる事から人気を博し、まもなく発売開始から45年を迎えるロングセラーになっています。
「ミックスホット」と「ケーキミックス」の違い
「ミックスホット」と「ケーキミックス」の違いを、分かりやすく解説します。
「ミックスホット」は「ホットケーキミックス」を指します。
そして「ミックスホット」は「ケーキミックス」の1つの種類だと言って間違いないでしょう。
日本では戦前からホットケーキミックスは販売されており、戦後に大手食品・製粉メーカーがこぞって商品化。
長らく「ケーキミックス」=「ミックスホット」だったと言えるでしょう。
その流れを変えたのが1980年に発売されたレアチーズケーキのミックス粉でした。
その後オーブンレンジが各家庭に普及した事でホットケーキミックス以外の「ケーキミックス」の普及がすすみました。
その後は各社から焼き型のついたスポンジケーキミックスやチョコレートケーキミックスなど様々なタイプが販売される様になり現代に至ります。
まとめ
「ミックスホット」は「ホットケーキミックス」の別称、略語です。
「ケーキミックス」の中の1つの種類だと言っていいでしょう。
長らく日本では「ケーキミックス」=「ホットケーキミックス」の時代が続きました。
しかし1980年に日清製粉から発売された「レアチーズケーキミックス」が登場。
その後年々オーブンレンジの普及率が進むとともに「ケーキミックス」もバリエーションが豊かになっています。