この記事では、「蛇の道は蛇」と「餅は餅屋」の違いを分かりやすく説明していきます。
「蛇の道は蛇」とは?
「蛇の道は蛇」は「じゃのみちはへび」と読みます。
意味は「同業者など同類の者は、仲間の考え方や行動パターンをよく知っていることのたとえ」です。
同じことを専門にしている人、同じ様な境遇にある人同士、相手の考えやすることの予想がつくことを表しています。
「蛇の道は蛇」の言葉の使い方
「蛇の道は蛇」は、ことわざとして使われます。
最初の「蛇」は「じゃ」と読み、「大蛇」という意味、次の「蛇」は「へび」と読み、普通の蛇のことです。
同じ蛇同士ならば、普通の蛇でも大蛇の通り道が分かるということから、「同類のものならば、相手の考え方や行動が理解できることのたとえ」として使われています。
ほめ言葉ではなく、好ましくない言動をする人と同類の人に使われる言葉です。
「餅は餅屋」とは?
「餅は餅屋」は「もちはもちや」と読みます。
意味は、「専門的なことは、そのジャンルの専門家が一番であることのたとえ」です。
その道のことは、その専門家が一番知識や経験・スキルが豊富で、他の人がかなわないことを表します。
「餅は餅屋」の言葉の使い方
「餅は餅屋」は、ことわざとして使われます。
昔は、餅は各家庭でもち米をついて作っていました。
しかし、餅屋がついた餅の方がはるかに美味しかったことから、「いくら上手でも、素人はプロの技には及ばないことのたとえ」として使われる様になりました。
こちらは知識やスキル、経験が豊富な人に対するほめ言葉として使われます。
「蛇の道は蛇」と「餅は餅屋」の違い
「蛇の道は蛇」は「同類のものならば、相手の考え方や行動が理解できることのたとえ」です。
「餅は餅屋」は「いくら上手でも、素人はプロの技には及ばないことのたとえ」です。
まとめ
今回は「蛇の道は蛇」と「餅は餅屋」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。