この記事では、「バーニャ・カウダ」と「バーニャ・フレイダ」の違いを分かりやすく説明します。
バーニャ・カウダとは?
バーニャ・カウダとはイタリアの北部に位置するピエモンテ地方の郷土料理で、小鍋で温めたソースに野菜や茹でたジャガイモ等でつけて食べます。
バーニャはピエモンテ語で「ソース」という意味があり、カウダは「熱い」という意味があります。
フォイョと呼ばれるテラコッタ製の小鍋を使います。
ソースはオリーブオイルがベースになっていて、アンチョビやニンニクを加えて作ったものです。
使用する野菜には、カブや大根、カリフラワー、ブロッコリー、パプリカ、カボチャ、ビーツ等があります。
日本ではバーニャ・カウダというと、アンチョビやニンニク、オリーブオイルで作ったソースやディップのことを指すことも多いです。
バーニャ・カウダ風味のドレッシング等も販売されています。
バーニャ・フレイダとは?
バーニャ・フレイダとは、オリーブオイルやニンニク、アンチョビから作ったソースを冷やして野菜などをつけて食べる料理のことをいいます。
バーニャ・カウダから派生した料理で、冷製バーニャ・カウダと呼ばれることもあります。
バーニャ・フレイダの「フレイダ」とは、「冷たい」という意味になります。
バーニャ・カウダとバーニャ・フレイダの違い
バーニャ・カウダは温かいソースをつけて食べる料理で、バーニャ・フレイダは冷たいソースをつけて食べる料理になります。
日本ではバーニャ・カウダの方が良く知られており、冷たいドレッシング等もバーニャ・カウダとして販売されています。
バーニャ・フレイダという名称はあまり一般的ではなく、冷たいものでもバーニャ・カウダとしていることが多いです。
まとめ
バーニャ・カウダは温かいソースをつけて食べる料理で、バーニャ・フレイダは冷たいソースをつけて食べる料理です。
ただし、日本ではバーニャ・フレイダという名前は一般的ではなく、温かいものも冷たいものもバーニャ・カウダと呼んでいます。