晩餐という意味で使われる言葉に「ダイニング」というものがあります。
「ダイニングルーム」とか「ダイニングテーブル」という形で使われますが、英語の綴りは「dining」と「dinning」があります。
それでは、この「dining」とはどういう意味でしょうか。
また、「dinning」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「dining」と「dinning」の違いを分かりやすく説明していきます。
「dining」とは?
「dining」とは、英語の単語で、通常は「晩餐」とか「食事」を表す言葉として使用されます。
「食事を取る」という意味の動詞「dine」の連用形ですが、名刺としても使われます。
「dinning」とは?
「dinning」とは、英語の単語で、一般的に「晩餐」とか「食事」を表す言葉として使用されます。
しかし、実際にはこの意味の単語は前述の「dining」が正しく、「dinning」は間違いです。
なぜ、この綴りが一般的になったのかというと、そのバックグラウンドにはまず、「dinner」つまり「晩御飯」という言葉があり、これがn2つであることによって、「dinning」になったということがひとつです。
さらに「dinning」という単語自体は存在していて、これは「din」という動詞の連用形で「騒々しい」という意味の単語です。
「dining」と「dinning」の違い
「dining」と「dinning」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、晩餐という意味で使われる「ダイニング」をあらわす英語として使われていますが、ここまで説明してきたように、そもそもこの意味で使う場合には「dining」が正しく、「dinning」を使うのは誤りです。
しかし、検索してみるとかなり多くのサイトで「dinning」という綴りが使われており、「dinning table xxxx」というレストランの名前まで存在しています。
なぜ、「dinning」という言葉がこれほどポピュラーになったのかに関しては、すでに解説したように、「dinner」と「din」という単語が大きく関わっています。
まとめ
この記事では、「dining」と「dinning」の違いを、解説してきました。
この「dinning」のように、間違った使い方が定着するというケースは実際にはよくあることで、言葉は生き物なので、今後もしかしたら「dinning」のほうが正しいと認識されるような日も来る可能性があります。