クロスバイクの今のトレンドはどんなサイズ?
この記事では、クロスバイクのタイヤ「28C」と「32C」の違いを分かりやすく説明していきます。
「28C」とは?
Cはmm表示を表しており、センチメートルではないので注意が必要。
いわゆるメトリック表示になります。
自身のクロスバイクの使い方にもよりますが、28Cは街乗りに適したサイズでかつてのクロスバイクブームの時には本サイズが標準タイヤでした。
これより小さい25C以下になると街乗りでの快適性はどうしても落ちてくる事になり、ロードバイク向きになってきます。
「32C」とは?
クロスバイクに適合するタイヤ幅で街乗りで一般的に最適される上限で表記される事が多いと言えるでしょう。
その理由としてはかつては28Cがクロスバイクの標準タイヤとして使われていた時代があったからです。
現在は乗り心地を重視した32Cがトレンドだと言っていいでしょう。
ただしクロスバイクはマウンテンバイクからの派生であるため、32Cが決して上限と言う訳ではありません。
いわゆるママチャリが35C程度のタイヤ幅となり、36、40Cと太くするに連れて乗り心地は改善されますが、当然単純なタイヤの重さと空気抵抗も加わるため、軽快さは喪われます。
クロスバイクのタイヤ「28C」と「32C」の違い
「28C」と「32C」の違いを、分かりやすく解説します。
一般的にタイヤを太くすればするほどにクッション性は向上。
街乗りでのちょっとした段差を乗り越える事が可能です。
『弱虫ペダル』の劇中で使われるロードバイクの主流は23Cで実在するプロのレーサーは25Cが増えつつある程度。
逆に32Cより大きくなった場合、35Cが一般的なママチャリのタイヤ幅になります。
クロスバイクはロードバイクではなくマウンテンバイクからの派生であり、タイヤを太くする事でオフロードにも対応可能です。
40C以上の場合は自身のオフロード、オンロードの使用比率を考慮して決めるのが適当だと言えるでしょう。
28C、32Cの違いはそこまでは至らず自身の使用目的と自身が重視する要素を考慮して決めるべきです。
まとめ
28Cはかつてのクロスバイクブーム時の標準タイヤで現在は乗り味の向上する32Cが標準の傾向にあります。
何年かごとにくるブームでタイヤの太さの志向は変わる傾向にあるのは間違いありません。
ママチャリのタイヤ幅がおおよそ35Cであり、乗り味を優先するのならば36C、40Cでもクロスバイクの作り的には問題なく快適に走らせる事ができるはずです。
28Cと32Cの単純な比較としては後者はより街中で段差などを気にせず走行可能、前者はよりスポーティな使い方をしたい場合に適しています。