日本では、明治時代までは正式な戸籍が整備されていなかったことと、年齢を加算するのが新年であったことから自分の生年月日が正しく記録されてませんでした。
しかし、その後生年月日は自分を特定するための情報の一つとして扱われるようになっています。
それでは、この「生年月日」とはどういう意味でしょうか。
また、「出生日」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「生年月日」と「出生日」の違いを分かりやすく説明していきます。
「生年月日」とは?
「生年月日」とは、「せいねんがっぴ」と読み、一般的にはその人が生まれた年月日のことを表す言葉です。
したがって、「xxx年xx月xx日」のように記録され、多くのメンバー登録の際に記載を求められています。
「出生日」とは?
「出生日」とは、「しゅっせいび」と読み、一般的にはその人が生まれた年月日のことを表すことが多い言葉です。
しかし、「出生」とは「出生届」などに使われるように、役所などに届ける年月日のようなニュアンスを持っています。
「生年月日」と「出生日」の違い
「生年月日」と「出生日」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、その人が生まれた日であるという部分では同じですが、どこに違いがあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、「生年月日」の方がポピュラーな言い方で、「出生日」という言い方は特殊な状況でしか使われないということになります。
「生年月日」の例文
・『ここに生年月日を記入してください』
・『お客様の本人確認のために生年月日を教えてください』
「出生日」の例文
・『出世日とはこの世に生を受けた日のことです』
・『出生日という言い方はあまりポピュラーではありません』
まとめ
この記事では、「生年月日」と「出生日」の違いを、解説してきました。
序文でも述べたように、これらの言葉は私たちの身近にあります。
この機会にこれらの正しい使い方を勉強しておきましょう。
