「個室」と「半個室」の違いとは?分かりやすく解釈

「個室」と「半個室」の違いとは?違い

この記事では、「個室」【こしつ】と「半個室」【はんこしつ】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「個室」とは?意味

完全にその客しか貸切にできない状態で使う空間を「個室」【こしつ】といいます。

一部屋だけを1つの団体に貸すため設けられた空間であるため、他の客の目線が入ってくることもなく、話し声も比較的入りにくいのが人気の理由です。

飲食店の「個室」なら壁でしっかり隣との境があり、ドアや窓もあるなどまるで自分の部屋で寛いでいるような感覚で食事ができます。

プライバシーが保てるため、何を注文したか他の客に見られることもなく、楽しく会話ができるわけです。


「半個室」とは?意味

一部屋が完全に個室になっているのではなく、半分だけ仕切りで孤立した空間にしていることを「半個室」【はんこしつ】といいます。

大広間を半分に区切り、そこに机や椅子が置いてあるのが一般的です。

客が人の目線を気にせず食事ができるよう暖簾やつい立で個室になっていることが多いため、隣の客の声が入ってきたり、立てば顔が見えることもあります。

部屋の天井や壁はつながっているため、つい立を移動させればすぐに空間を広くできるところが便利です。


「個室」と「半個室」の違い

「個室」「半個室」の違いを、分かりやすく解説します。

四方が壁で仕切られているため、部屋のように寛げるのが「個室」の良さです。

人の目を気にせずに静かな空間で作業ができたり、一人で静かに過ごせます。

この空間の広さの基準は、飲食店の場合、0時を過ぎたときは床面積を9. 5平方m以上確保しなければなりません。

もう一方の「半個室」は、1つの部屋を真ん中でつい立で仕切り、2つの個室を作ってそれぞれ客に使ってもらうのです。

このように、2つの空間を作る理由には客が多いときや、一時的に部屋数を増やしたいときになります。

まとめ

一部屋か、半分だけ「個室」にした部屋についてご紹介しました。

どのような部屋を指すのか、実際に飲食店へ行って確かめてみるといいでしょう。

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