この記事では、「個々人」と「個人」の違いを分かりやすく説明していきます。
「個々人(ここじん)」とは?
「個々人」とは、「1人1人」や「各人それぞれ」という意味を含める言葉です。
「個々人」の使い方
「個々人」は名詞として使われています。
「個人(こじん)」とは?
「個人」には以下の意味が含まれています。
・「ある集団において、それを構成する個々の人」
・「組織や地位などとは無縁な立場にある人」や「私人」
・「個人戦や個人競技の略」
「個人」の使い方
「個人」は名詞として使われています。
「個々人」と「個人」の違い
「個人」は「1人の人」や「私人」という意味を表すのに対し、「個々人」は「1人1人」や「各々(おのおの)」という意味を表します。
「個々人」の例文
・『緊急事態に際しては、細かい部分は個々人の裁量で臨機応変な対応をお願いします』
・『公序良俗を維持するためには、個々人の風紀を尊重する意識が求められる』
・『個々人の意見をまとめて、平均値を探る必要がある』
・『このSNSは個々人が自由に発言でき、自由に交流できる場所である』
「個人」の例文
・『現代はいかに個人として何ができるかが問われる時代とも言える』
・『今から述べる意見はあくまで、私個人としての考えであることを考慮していただきたい』
・『個人情報は慎重に取り扱わなければ悪用されてしまう可能性がある』
・『パソコンの個人設定をカスタムして、より使いやすくなるように工夫した』
まとめ
「個々人」とは、「1人1人」や「各人それぞれ」という意味を含める言葉です。
「個人」とは、「ある集団において、それを構成する個々の人」や「組織や地位などとは無縁な立場にある人」という意味を含める言葉です。
「個人」は「1人の人」や「私人」という意味を表すのに対し、「個々人」は「1人1人」や「各々(おのおの)」という意味を表します。
