ビギナー、週末ゴルファーなら知っておきたいボールの違いを解説!
この記事では、テーラーメイドのボール「TP5」と「TP5X」の違いを分かりやすく説明していきます。
「TP5」とは?
米国カリフォルニア州に本社を構える『TaylorMade Golf』テーラメイドゴルフ社が2017年に発売したゴルフボールで現在は3代目になっています。
2023年5月現在大手ECサイトでの実売価格は5,190円。
同社のゴルフボールには安価な「Distance+Soft」や2022年に発売された「Tour Response」など多数のブランドが存在しますが、「TP5」は最上位ブランドまと言えるでしょう。
既存のボールと明らかに違うのはP5が意味する5重構造です。
従来のボールはせいぜい3重構造にしかすぎませんでした。
セールスポイントとしては同社のツアー用ディンプルパターンを10年ぶりに一新。
また従来のボールに2層追加した事によるソフトな打感と最外部のソフトキャストウレタンによるスピン量の増加も挙げる事ができるでしょう。
ボールの芯、いわゆるコアが大きさを増した事でレスポンスが向上。
それが飛距離性能の向上を可能にしました。
「TP5X」とは?
2017年に初代が発売され、現行モデルは2021年仕様でECサイトでの実売価格は約5,800円程度になります。
最上位モデル「TP5pix」に次ぐブランド内のミドルモデルになりますが、ゴルフのPGAツアーで同ボールを使用している同社契約プロは多々存在。
トッププロの求める要素で棲み分けがされていると言っていいでしょう。
テーラーメイドのボール「TP5」と「TP5X」の違い
「TP5」と「TP5X」の違いを、分かりやすく解説します。
基本的には「TP5シリーズ」のベーシックモデルとミドルモデルになり、実売価格も2023年5月現在で600円程度違います。
PGAツアーでの同社契約の選手はオフシーズンの試打でボールを選択。
自身のプレースタイルでボールが選ばれていると言っていいでしょう。
前者はスピン量と性能に特徴があり、後者は打感はややハードになるものその分飛距離を意識した性能になっ ています。
まとめ
両者ともに5重構造ですが「TP5」はよりグリーンを意識したスピン性能を重視。
「TP5X」は遠くへ真っ直ぐ飛ばす、飛距離を重視した性能だと言っていいでしょう。
それ故に5重構造でも打感は前者に比べると硬めかつスピン量も減ります。