違いが分かりにくい英単語として「talk」と「tell」があります。
2つの英単語はどのような基準で使い分けられているのでしょうか。
今回は、「talk」と「tell」の違いを解説します。
「talk」とは?
「talk」とは、「会話すること」を意味する言葉です。
「talk」の使い方
相手に対して話したり相手の話を聞いたりなど言葉をやり取りして会話することを意味します。
どちらか一方だけの話すのではなく相手とお互いに話してコミュニケーションする時に使います。
お互い同時の関係がそれなりに親密で物理的にも近い距離で話す場合に用いる表現です。
相手と2人で話すほか複数人で話す場合も含みますが参加者同士の立場は平等であり、演説や説明のように特定の人が他の人に対して陰謀的に話はかける場合は当てはまりません。
「tell」とは?
「tell」とは、「話して伝えること」を指す言葉です。
「tell」の使い方
特定の内容や情報を話者から聞き手へと音声で伝達する行為を表します。
相手に届ける具体的な内容やはっきりとした情報が分かっている場合に用いられる表現で、内容があいまいだったり不明瞭な情報だったりなどきちんとした形で伝えられない場合は使えません。
「talk」と「tell」の違い
「talk」が話す行為そのものを表す英単語なのに対し「tell」は話す内容を表す時に使う言葉です。
「talk」を使う場合は相手と話す対話や会話を表しているので文中に話した内容について具体的な説明がなくてもも成り立ちます。
「tell」は話して伝えた内容に主眼を置いて使う言葉なのでどんな内容を伝えたのかを明確にする形で用いられます。
「talk」は会話や対話なので1人ではできません。
「tell」は言葉で伝える行為なので伝達先として話す相手が必要なものの返答を必要とせず実際に話しているのが話し手1人だけの場合でも成立します。
まとめ
「talk」と「tell」は同じ話す行為を表す言葉でも主眼の置かれてるポイントが異なります。
何を目的にどのような形で話しているのかを考えて使い分けましょう。