この記事では、「ペペロンチーノ」と「ボンゴレ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ペペロンチーノ」とは?
イタリア料理のアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノのことです。
ニンニク・オリーブオイル・唐辛子をベースにしたソースを使用したパスタのことを、日本ではこのように呼んでいます。
イタリア語で、「アーリオ」はニンニク、「オーリオ」はオイル、「ペペロンチーノ」は唐辛子を意味します。
パスタソースは、ニンニク・オリーブオイル・唐辛子・塩・コショウであることが基本ですが、その他の具材を加えたものもあります。
キャベツ・ベーコン・きのこ・しらすなど、さまざまな具材を加えたバリエーションがあります。
「ボンゴレ」とは?
アサリなどの二枚貝を使用したパスタ料理のことです。
イタリアのカンパニア州・ナポリが発祥とされています。
使用する貝は日本ではアサリが一般的です。
アサリを加えることで、貝のうまみ成分が加わります。
貝は殻のついたままパスタに加えます。
貝以外に使用する材料は、ニンニク・オリーブオイル・唐辛子・白ワインなどです。
トマトやトマトソースを加えたものもあり、これはヴォンゴレ・ロッソと呼ばれています。
「ロッソ」は赤を意味する言葉です。
「ペペロンチーノ」と「ボンゴレ」の違い
「ペペロンチーノ」と「ボンゴレ」の違いを、分かりやすく解説します。
ニンニク・オリーブオイル・唐辛子を使用しているパスタ料理である点が似ていますが、この2つは別のものです。
前者は基本的には、パスタソースの材料はニンニク・オリーブオイル・唐辛子です。
後者の場合は、アサリなどの二枚貝と白ワインも使用をします。
前者はキャベツやベーコンなどの具材を使用することもありますが、二枚貝を加えてしまうと前者の名では呼ばれません。
まとめ
似たような材料を使用していますが2つは別のもので、大きな違いは二枚貝を使用しているかです。