最近は、様々な通販で品物を購入することが多くなっていますが、気がつくのは、複数の品物を一度に購入したときに、個々の品物に貼ってある伝票と、箱に同封されている伝票があることです。
この記事では、「現品票」と「納品書」の違いを分かりやすく説明していきます。
「現品票」とは?
「現品票」とは、その名前の通り納入する品物の現品に貼って送付する伝票のことです。
通常は、品物の内容と納入場所、個数、バーコードなどが記載されますが、場合によって納入業者のフォーマットの場合と納入先の指定フォーマットの場合があります。
これを利用して、個々の検品をおこなっているところもあります。
「納品書」とは?
「納品書」とは、何かを購入した場合に、納入業者が発酵する伝票で、注文された品物の内容と、個数、単価と合計などが納入先の情報とともに記載されています。
通常は注文ごとに発行されますが、場合によっては複数の注文をまとめて記載することもあります。
通常は、検品の際に注文内容を照合するために使用されます。
「現品票」と「納品書」の違い
「現品票」と「納品書」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つの言葉は、製品や仕掛品などの商品を納入するときに使用する伝票であることは変わりませんが、記載内容と送付の仕方が違います。
すなわち、その品物の内容単品の個数、どこからどこに納入されるかのような情報が記載されて、品物そのものに貼って送られるのが「現品表」であり、注文の全ての内容、個数、単価と合計も記載され、納入される品物のどれかか、別途送付されるのが「納品書」です。
通常は、納品書をベースに検品が行われます。
まとめ
この記事では、「現品票」と「納品書」の違いを、解説してきました。
注文した品物の個々の確認ができるのが「現品票」で、注文単位での内容の全てが確認できるのが「納品書」という解説をしましたが、他にも重要なのが「受領書」と「請求書」です。
「受領書」は、注文した品物を確かに受け取ったという確認の書面であり、「請求書」は納入した品物の代金の請求に使われます。