「個数」と「数量」の違いとは?分かりやすく解釈

「個数」と「数量」の違いとは?違い

この記事では、「個数」「数量」の違いを分かりやすく説明していきます。

「個数(こすう)」とは?

「個数」とは、「物の数」を意味する言葉であり、別の漢字を用いて「箇数(こすう)」とも表記されます。


「個数」の使い方

「個数」は名詞として使われています。


「数量(すうりょう)」とは?

「数量」とは「数と量」を意味する言葉です。

「数量」の類義語には「分量(ぶんりょう)」「数値(すうち)」「物量(ぶつりょう)」「ボリューム」などがあります。

「数量」の使い方

「数量」は名詞として使われています。

「個数」と「数量」の違い

「個数」が示す「数」の対象は「物」に限られますが、「数量」が示す「数」には「重量」「容積」「割合」「長さ」などが含まれています。

「個数」の例文

・『販売個数を需要が上回ったため、その商品は一時取扱い停止となった』
・『在庫個数の管理に不備があったため、実際の数と記録上の数とのあいだに相違が生まれた』
・『一定の個数以上をまとめ買いすると、バラバラに買うよりも2割ほどお得になる』
・『希望する個数の購入が難しいようなので、別のショップを探さなければならない』

「数量」の例文

・『漠然とした基準ではなく、明確に数量を定めて定義する必要がある』
・『観念や人の心など、数量に変換することができないものを正確に推し量ることは難しい』
・『数量化された顧客のデータ を基にしてマーケティング調査を進めていく』
・『個人の感情ではなく、数量の尺度によって物事を計るべきである』

まとめ

「個数」とは、「物の数」を意味する言葉であり、別の漢字を用いて「箇数(こすう)」とも表記されます。

「数量」とは「数と量」を意味する言葉です。

「個数」が示す数は「物」に限られますが、「数量」が示す数には「重量」や「容積」、「割合」、「長さ」などが含まれています。

違い
違い比較辞典