「娯楽」と「遊び」には、どのような違いがあるのでしょうか。
この記事では、「娯楽」と「遊び」の違いを分かりやすく説明していきます。
「娯楽」とは?
「娯楽」には、仕事や勉強の余暇に行う遊びや楽しみといった意味があります。
また、楽しませるといった意味もあり、人が心を慰め、楽しめることが「娯楽」になります。
「娯楽」では、非日常を味わうことも可能でエンターテインメント性が強く、自発的ではなく受動的なものが多くなります。
また、「娯楽」の場合、一過性のものが多い傾向にもあります。
「娯楽」の使い方
「娯楽」は「娯楽映画」や「娯楽施設」、「娯楽費」といった言葉のほか、「娯楽を楽しむ」や「娯楽を与える」などといった形で用いられます。
「遊び」とは?
遊ぶ行為を意味する「遊び」。
日常的に行われ、自らが行動するものになります。
継続性もあり、生活の一部にもなる「遊び」。
そのほか、賭け事や酒色にふけること、仕事がないこと、物事にゆとりがあること、などといった意味もあります。
「遊び」の使い方
「遊び」には、「遊び心」や「遊び方」、「遊び人」などといった言葉のほか、「遊びに来る」、「遊びに行く」などといった形で用いられます。
「娯楽」と「遊び」の違い
「娯楽」には、仕事や勉強の余暇に行う遊びや楽しみといった意味があることから、「娯楽」に「遊び」は含まれることになります。
また、「遊び」にも「娯楽」が含まれることもあります。
娯楽施設で遊ぶ場合、「娯楽」という行為は「遊ぶ」行為のもと行われることになります。
ただし、基本的には、お金が必要で一過性のものが「娯楽」に対し、日常的にお金もかからず楽しむことができるものが「遊び」といった違いが存在します。
「娯楽」の例文
・『近所におすすめの娯楽施設があります』
・『私の生活費には娯楽費は欠かせません』
・『夫が娯楽のための部屋が欲しいと希望しています』
・『都会には娯楽施設が多くて驚きました』
「遊び」の例文
・『明日、孫が遊びに来ることが楽しみで仕方ありません』
・『子どもに新しいおもちゃの遊び方を教える』
・『このおもちゃは大人の遊び心をくすぐります』
・『小さな子どもとの遊び方がわからない』
まとめ
以上のような違いが存在する2つの言葉になります。