「往年」と「晩年」の違いとは?分かりやすく解釈

「往年」と「晩年」の違いとは?違い

この記事では、「往年」「晩年」の違いを分かりやすく説明していきます。

「往年」とは?

「往年」とは過ぎ去った昔のことを指す言葉です。

特に何かの過去を語る時に使われる言葉であり過去を語る上でピックアップされるような人物などに、「往年」のスターなどの形で使われます。

特に昔は高い知名度や人気があったけれど今はその知名度や人気も衰えている物や人に使われることが多く、昔はすごかったもののすごかった当時と言うニュアンスを含めた昔という意味合いで使われる言葉です。


「晩年」とは?

「晩年」とは年をとって人生の終わりが見えてきた時期です。

晩という字には物事の終わりに近いという意味があり、それに歳月や時節を意味する年と合わさって、物事の終りが近い時期という意味の言葉になっています。

一般的には老年期に入る60歳頃からが「晩年」として扱われがちですが、芸能人やスポーツ選手であれば引退する前の時期を晩年と表現されることもあるでしょう。

これは人生ではなく有名人としての終りが近い時期という意味で使われています。


「往年」と「晩年」の違い

「往年」「晩年」の違いを、分かりやすく解説します。

過ぎ去った昔を指す言葉が「往年」で、人生や有名人の活動の終りに近い時期が「晩年」です。

「往年」は過去のものとなった有名人に対して使われますが、「晩年」は年老いた一般人に対しても一般的に使われます。

また「往年」はすでに終わったものに対して使われますが、「晩年」はまだ人生が終わっていない人や活動を終えていない芸能人などにも使われる言葉です。

まとめ

どちらも有名人についての昔の話などで使われる言葉ですが、「往年」は昔という時代を指しているのに対して「晩年」は個人のピーク後という意味で使われる言葉です。

また「往年」は普通の一般人にはあまり使われない言葉ですが、「晩年」は普通の人でも故人の老後などを語る時等に使われます。

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