「悪食」と「雑食」の違いとは?分かりやすく解釈

「悪食」と「雑食」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「悪食」「雑食」の違いを分かりやすく説明していきます。

「悪食(あくじき/あくしょく)」とは?

「悪食」には以下の意味が含まれています。

「粗末な食べ物」
「普通の人が嫌がって食用としない物を食べること」「いかもの食い」
「仏教において、禁じられている獣肉を食すること」


「悪食」の使い方

「悪食」は名詞としてや、動詞として「悪食する」というように使われています。


「雑食(ざっしょく)」とは?

「雑食」には以下の意味が含まれています。

「様々なものを取り混ぜて食すること」
「動物性と植物性の食べ物を取り混ぜて食すること」

「雑食」の使い方

「雑食」は名詞として、動詞として「雑食する」というように使われています。

「悪食」と「雑食」の違い

「悪食」は主に「粗末な食べ物」「普通は人が食用とすることを避けるようなものを食べること」という意味を表します。

対して、「雑食」は主に「動物性のものや植物性のものなどを取り混ぜて食べること」という意味を表すのです。

「悪食」の例文

・『学生時代はお金に困っていて、悪食のようなものばかりを食べていた』
・『この芸能人はグルメで知られているが、下積みの頃は悪食していたそうだ』
・『食料の確保が困難な緊急事態に際しては悪食もやむを得ない』
・『彼の投稿した悪食をする動画は後に注目を集めた』

「雑食」の例文

・『人間や犬、クマ、猿などは動物性、植物性に限らず食する雑食である』
・『雑食動物の肉は臭みのあるものが多い』
・『家畜の豚や牛、鶏は飼育の方法によっては雑食となる』
・『ヒトは何故雑食性なのかについて議論が行われた』

まとめ

「悪食」とは、「粗末な食べ物」「普通の人が嫌がって食用としない物を食べること」「いかもの食い」などの意味を含める言葉です。

「雑食」とは、「様々なものを取り混ぜて食すること」「動物性と植物性の食べ物を取り混ぜて食すること」という意味を含める言葉です。

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