この記事では、「側面」と「一面」の違いを分かりやすく説明していきます。
「側面」とは?
「側面」は「そくめん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「正面に対し、上下や前後ではなく横の面のこと」という元の意味です。
2つ目は「中心的ではなく、脇に当たる場所」という意味です。
3つ目は「色々な性質や特徴があるうちのひとつ」という意味です。
「側面」の言葉の使い方
「側面」は名詞として「箱の側面」「側面で支える」などと使われます。
「側」は「そば」とも読み「かたわら」「物の一方のがわ」という意味、「面」は「人の顔」から転じて「向き合うこと」「向いている方や向き」「物の平らに広がった部分」という意味、「側面」で「物のかたわらにある平らに広がった部分」になります。
「一面」とは?
「一面」は「いちめん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ある物体の面のひとつ」という意味です。
2つ目は「ものごとの内容のひとつ、または観点」という意味です。
3つ目は「その場所全体」という意味です。
4つ目は「初めて顔を合わせること」という意味です。
5つ目は「新聞の最初のページ」という意味です。
「一面」の言葉の使い方
「一面」は名詞として「一面を見せる・見せた」「一面の菜の花」「一面を飾る」などと使われます。
「一」は「ひとつ」「最初の数」「すべて」という意味、「面」は「向き合うこと」「向いている方や向き」「物の平らに広がった部分」という意味、「一面」で「物の平らに広がった一つの部分」「全ての平らに広がった部分」「最初に向き合うこと」「広がった部分の最初」になります。
「側面」と「一面」の違い
「側面」は「物のかたわらにある平らに広がった部分」です。
「一面」は「物の平らに広がった一つの部分」「全ての平らに広がった部分」「最初に向き合うこと」「広がった部分の最初」です。
「側面」の例文
「側面」の例文は以下の通りです。
・『容器の側面にラベルを貼る』
・『イベントスタッフとして側面から支える』
・『彼女は投資家の側面も持っている』
「一面」の例文
「一面」の例文は以下の通りです。
・『彼は強面だが優しい一面もある』
・『一面のとうきび畑に感動する』
・『朝刊の一面を飾るトップ記事』
まとめ
今回は「側面」と「一面」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。