この記事では、「バロックパール」と「淡水パール」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バロックパール」とは?
バロックパールとは、丸ではないデコボコとした形の真珠のことをいいます。
そもそも真珠は貝から採れる宝石ですが、天然のものはいびつな形をしています。
養殖の技術が登場し丸い形の真珠を生み出せるようになると、丸い真珠の方が美しいと養殖真珠が主流となりました。
しかし、養殖技術が進化したこともあり丸い真珠を作ることがそれ程難しくなくなると、丸ではない個性的な形をしたバロックパールの価値が見直されるようになります。
バロックパールは、ネックレスやイヤリング、ピアス等のアクセサリーに使われています。
「淡水パール」とは?
淡水パールとは、イケチョウ貝やカラス貝といった淡水性貝から採れる真珠のことをいいます。
そのほとんどは養殖ですが、養殖する際に核を挿入しないので丸くはならず様々な形の真珠になります。
カラーバリエーションが豊富で、オレンジやピンク、パープル等様々な色があります。
1つの貝から沢山の真珠が採れるので、価格がリーズナブルです。
「バロックパール」と「淡水パール」の違い
バロックパールは形が丸ではない真珠で、淡水パールは淡水性の貝を母貝とする真珠です。
淡水パールの形は様々で、ライス型、スクエア型、ドロップ型等色々あります。
丸いラウンド型もあり、丸い形をしていないものはバロックパールに該当します。
そのため淡水パールの多くは、バロックパールでもあります。
また、淡水パール以外にもバロックパールは存在します。
自然に生成される天然の真珠は丸い形にならないので、バロックパールということになります。
まとめ
バロックパールは、丸い形をしていない真珠のことをいいます。
それに対して淡水パールは、イケチョウ貝やカラス貝といった淡水性の貝を母貝とする真珠です。
淡水パールには様々な形があるので、その多くはバロックパールでもあります。