JRAが主催する競馬のレースの頂点と言えば春に開かれる「日本ダービー」でしょう。
このレースは賞金や出走馬も含めてもっとも強い馬を決める大会と言えます。
また同時期に「オークス」もありますが、この2つはどう違うのでしょうか。
この記事では、「オークス」と「日本ダービー」の違いを分かりやすく説明していきます。
「オークス」とは?
「オークス」とは、日本中央競馬会が主催するGIのひとつで、毎年5月に開催される長距離の牝馬のための大会です。
正式名称は「優駿牝馬」ですが、通称の「オークス」のほうが通りがよくなっています。
「オークス」という名前は、イギリスの伝統的なレースの主催者のニックネームの「オーク(樽)」から来ています。
「日本ダービー」とは?
「日本ダービー」とは、日本中央競馬会が主催するGIのひとつで、毎年5月に行われる長距離のトップを争う大会のことです。
正式名称は「東京優駿」ですが、ほとんどの人は通称の「日本ダービー」を使用しています。
「オークス」と「日本ダービー」の違い
「オークス」と「日本ダービー」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは日本中央競馬会が主催する重走競争(GI)であり、東京競馬場で開催される2400mのレースであるという部分は同じです。
また、正式の名称ではなく、ほとんどが通称で呼ばれるというのも同じです。
大きな違いは、参加できる馬です。
「オークス」では、サラブレッド系の3歳牝馬で、「日本ダービー」では、サラブレッド系の牡馬牝馬と牝馬の両方です。
つまり、「日本ダービー」が地方馬、外国馬も含めた馬の頂点を決めるレースなのに対して。
「オークス」は女性の頂点を決めるレースであるということです。
まとめ
この記事では、「オークス」と「日本ダービー」の違いに関して説明してきました。
前述のように、女の闘いである「オークス」は、「日本ダービー」には劣りますが、レースの格式も賞金も興奮度もそれなりに大きなものです。
この2つが春に前後して行われるのは、キラキラした季節への入り口として意味があるでしょう。