この記事では、「オークス」と「桜花賞」の違いについて紹介します。
オークスとは?
オークスとはJRA(日本中央競馬会)が東京競馬場で開催する重賞競走で、正式には「優駿牝馬」といいます。
1938年にイギリスのオークスステークスを元に創設されました。
オークスのオーク(Oak)は樫の木のことで、樫の木が生い茂る森で開催されたことからオークスステークスと名付けられといいます。
日本のオークスは伝統あるクラシック競走の1つとされ、3歳牝馬限定で行われるレースになります。
国際競争に指定されており、外国馬も出走が可能となっています。
オークスの優勝馬には、スターズオンアースやデアリングタクト、アーモンドアイ、メジロラモーヌ等が挙げられます。
桜花賞とは?
桜花賞は、JRAが阪神競馬場で開催する重賞競走です。
1939年に「中山四歳牝馬特別」として創設されました。
クラシック競走の1つに数えられており、1947年から桜花賞という名前になっています。
コースは1600メートルの外回りで、5着までに入った馬にはオークスの優先出走権が与えられます。
また、桜花賞は国際競争に指定されていて、外国馬も出走できます。
3歳牝馬限定のレースになります。
また、桜花賞の優勝馬には、スターズオンアースやアーモンドアイ、マルセリーナ、ブエナビスタ等が挙げられます。
ちょうど桜の花が咲く時期に開催されるので、優勝した馬は「桜の女王」と呼ばれることもあります。
オークスと桜花賞の違い
オークスは東京競馬場で開催されますが、桜花賞は阪神競馬場で開催されます。
また、走る距離にも違いがあり、オークスは2400メートルですが、桜花賞は1600メートルです。
開催時期は桜花賞の方が早く、桜花賞で5着までに入るとオークスの優先出走権が与えられます。
まとめ
オークスは東京競馬場で開催されますが、桜花賞は阪神競馬場で開催される重賞競走です。