「ランダム」と「手当たり次第」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「ランダム」と「手当たり次第」の違いとは?違い

この記事では、「ランダム」「手当たり次第」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ランダム」とは?

「ランダム」とは無作為であることや、そういった様を指します。

選んだり順番を決める上でその基準やパターンがなく、でたらめに選ばれていたり偶然によって選ばれているという、なんの法則に規則性もないことがランダムです。

どのようにランダムを実現するかにはいくつか方法がありますが、どれも運任せで結果が決まるようになっています。


「手当たり次第」とは?

「手当たり次第」とは触れたり行き当たったものすべてを指す言葉です。

文字通り手に当たったものからというものであり、手が触れたものが何であるかは関係ないことを指します。

順序や規則も関係ないことであり、ランダムの実現方法の一つとも言えますし、ランダムという言葉がこの手当たり次第という意味で使われることもあるでしょう。


「ランダム」と「手当たり次第」の違い

「ランダム」「手当たり次第」の違いを、分かりやすく解説します。

無作為であることやその様子を指すのが「ランダム」で、なにかに触れたらそれから手を付けるのが「手当たり次第」です。

「ランダム」「手当たり次第」と訳されることもあり、ランダムに決める方法の一つが手当たり次第とも言えます。

「ランダム」の例文

・『ランダムなサンプルから全体を把握するのが統計学だ』
・『箱の中からランダムに一つ選びだした』

「手当たり次第」の例文

・『散乱したゴミを手当たり次第片付ける』
・『手当たり次第にチラシを配る』

まとめ

無作為で規則性も法則もないことが「ランダム」で、何から手をつけるという順序もなく触れたものから手をつけることが「手当たり次第」です。

「ランダム」は選ぶ方法を指すだけでなく、選ばれたものが無作為で規則性がないことも指しますが、「手当たり次第」は選ぶ方法だけを指して選ばれたものが無作為であることは指さない点は注意して使いましょう。

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