「裏路地」と「横丁」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「裏路地」と「横丁」の違いとは?違い

この記事では、「裏路地」「横丁」の違いを分かりやすく説明していきます。

「裏路地」とは?

裏路地とは、表通りに面していない細い道路のことをいいます。

路地は住宅の密集地などで見かけることが多い狭い道のことを指しています。

元々は「露地」と書き、屋根などが付いていない場所を指す言葉でした。

その後、建物と建物の間の通路を表すようになり、「路」という漢字が使われるようになったのです。

裏路地の「裏」は、表通りの裏という意味になります。


「横丁」とは?

横丁とは、表通りから横に入った通りのことをいいます。

横丁の語源は江戸時代の町割という区画整備にあります。

町人の住む町は120㎝四方の正方形が1つの単位で、真ん中に会所地と呼ばれる空き地がありました。

人口が増えるにつれてこの会所地を有効活用しようと私道が作られるようになり、それが横町と呼ばれるようになったのです。

その後、「横丁」に漢字が変化し、現在は商店などが建ち並ぶところを横丁と呼ぶのが一般的になっています。

東京都の上野にあるアメヤ横丁などが有名です。

アメヤ横丁は、様々なジャンルのお店が400店もひしめく日本を代表する商店街になっています。

また、駅名に横丁と付いている「青物横丁駅」などもあります。

飲食店が多いイメージがあるため、商業施設内にラーメン横丁やのんべい横丁という名前を付けたエリアが存在したりもします。


「裏路地」と「横丁」の違い

裏路地は表通りに面していない狭い道路のことで、横丁は表通りから横に入った通りのことです。

裏路地が横丁になっていることもあります。

ただし、横丁というと飲食店や商店などが建ち並ぶ地域を指したりもします。

まとめ

裏路地は表通りに面していない細い通りのことで、横丁は表通りから横に入った通りのことを指しています。

裏路地が横丁になっていることもありますが、横丁というとお店が連なる場所を指すこともあります。

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