この記事では、「永久不滅」と「永遠不滅」の違いを分かりやすく説明していきます。
「永久不滅(えいきゅうふめつ)」とは?
「永久不滅」とは、「滅びることなく、永久になくならないことやそのさま」を意味する言葉です。
「永久不滅」は「永久」と「不滅」に分解することができ、「永久」には「限りなく、いつまでも続いていくこと」という意味を表し、「不滅」には「滅びることがないこと」という意味を表します。
「永久不滅」の使い方
「永久不滅」は形容動詞として使われています。
「永遠不滅(えいえんふめつ)」とは?
「永遠不滅」とは、「滅びることなく、いつまでも果てしなく続くこと」を意味する言葉です。
「永遠」は「時間を越えて存在し続けること」という意味を表す言葉です。
「永遠不滅」の使い方
「永遠不滅」は形容動詞として使われています。
「永久不滅」と「永遠不滅」の違い
「永久不滅」と「永遠不滅」はともに「滅びることなく、いつまでもなくならないこと」という意味を表す四字熟語になります。
したがって、2語は同義語の関係に当たると言えます。
「永久不滅」の例文
・『私たちの絆は永久不滅である』
・『人の世に永久不滅のものなどはない』
・『一族の最盛期を築いた彼は自分たちの天下が永久不滅であるかのように感じた』
「永遠不滅」の例文
・『地球の資源は永遠不滅のものではないので、大切にしなければならない』
・『この作品は何世紀も前に著されたものだが、その人気は永遠不滅とも言える』
・『彼女の母親としての愛情は永遠不滅のもののようだ』
まとめ
・「永久不滅」とは、「滅びることなく、永久になくならないことやそのさま」を意味する言葉です。
・「永遠不滅」とは、「滅びることなく、いつまでも果てしなく続くこと」を意味する言葉です。
・「永久不滅」と「永遠不滅」はともに「滅びることなく、いつまでもなくならないこと」という意味を表すため、2語は同義語の関係に当たると言えます。
