「やってみたい」と「やりたい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「やってみたい」と「やりたい」の違いとは?違い

この記事では、「やってみたい」「やりたい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「やってみたい」とは?

自分が興味を強く惹かれたことを実現させたいと思う気持ちを「やってみたい」といいます。

例えば、「三味線を弾く教室をやってみたい」といえば、生徒を学ばせて教えられる場所で自らが頑張りたい気持ちを現実にしたいと考えるのです。

このように、「やりたい」と断言するよりも、妄想を膨らませて「やれたらいい」と夢を持つような気持ちを表すときに使います。


「やりたい」とは?

本気で考えたことを現実にしたいとはっきり言葉に出して断言するのが「やりたい」です。

「建築の仕事がやりたい」とこれから本気で取り掛かろうと思う自分の考えを伝えます。

また、将来的に自分が「やりたいこと」を具体的に述べて、本気で実現させるため具体的に学校に行ったり、都会に引っ越すという行動に繋げていくのです。

それだけしっかり自分が実現させたいと考える気持ちを強く宣言できる言葉になります。


「やってみたい」と「やりたい」の違い

「やってみたい」「やりたい」の違いを、分かりやすく解説します。

好きなことを「やってみたい」と思う気持ちを持ち、いつかは実現させたいと今は考えるに留まる状況を表します。

とくに、裁縫が得意であれば「手作りの服を売る店をやってみたい」と夢見る気持ちを伝えるのです。

もう一方の「やりたい」は将来的に何かを実現させるべき行動する段階で発言します。

模型作りが好きなので、関連する商品を販売できる「店をやりたい」と具体的に現実にする考えを述べるのです。

「やってみたい」の例文

・『国産小麦粉をふんだんに使った焼き菓子の店をやってみたい』
・『和楽器が好きなので、将来は太鼓の先生をやってみたい』

「やりたい」の例文

・『定年を迎えるにあたり、人形作りをやりたい』
・『空手をやりたいので、駅前にある教室に問い合わせた』

まとめ

ほとんど似た意味を持つ言葉を取り上げましたが、まだ夢を見る段階であるか、本当に実現しそうなとき使うかの違いがあると覚えておくといいでしょう。

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