この記事では、「居心地」【いごこち】と「心地」【ここち】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「居心地」とは?意味
今いる場所が穏やかな気持ちになり、過ごしやすいことを「居心地」【いごこち】といいます。
「居心地がいい」といった使い方するときは、そこに居て心が落ち着くので幸せといった意味になるわけです。
「居」は場所や位置を示し、そこに居るときどのような気持ちになるかを示します。
「心地」は、物や事に接して気分や状態がどのようになったかという気持ちを示す言葉です。
「心地」とは?意味
どこか夢の中にいて幸せに感じることを「心地」【ここち】といいます。
「寝心地がいい」というときは、とても深い眠りにつけて気持ちがいいといった意味を表す言葉になるのです。
反対に、「生きた心地もしない」というときは、外部からの刺激で気持ちが落ち着かず、穏やかではいられないという状態を表せます。
とくに、外界からの刺激に寄ったときの心に焦点を当てている言葉です。
「居心地」と「心地」の違い
「居心地」と「心地」の違いを、分かりやすく解説します。
腰を落ち着けたとき、とても安らぐ場所を「居心地」といいます。
その場所がストレスなく過ごせて、心から落ち着いていられることを意味する言葉です。
主に、住み心地が良かったり、座ったときいい感じと思うときに使われています。
もう一方の「心地」は、気持ちがいいといった状態を表すとき使われているもので、主に、人の気分に焦点を当てている言葉です。
「居心地」の例文
・『いっしょにいて居心地がいい人なら、結婚してもうまくいく』
・『居心地が悪い部屋は物が多く、きれいに整頓されていない』
「心地」の例文
・『寝心地がいい布団は目が覚めることなく、深い眠りにつける』
・『心地いい部屋は、刺激を感じない柄と色でまとまっている』
まとめ
どちらも自分が落ち着ける状態を表せる言葉ですが、意味や使う状況に違いがありますので、自分なりにうまく使いこなしてみるといいでしょう。